DS-1とは

  • オレンジ色の筐体のBOSS社製ディストーションペダル、モデル名:"DISTORTION":DS-1
    • 一旦生産中止となったものの根強い人気によって生産および販売が再開された機種です。実は、実装されているICによって大きく分けて以下の2種類のDS-1があります。
      • 日本製(一部台湾製)の元祖型DS-1:東芝製IC(7ピンTA-7136AP)が搭載されているオリジナル仕様のDS-1です。ACアダプターの入力コネクターが配線接続用の独立した部品になっているタイプです。
      • 現行世代、台湾製の設計変更型DS-1:元祖型DS-1で使われたICが製造中止となったため8ピンの汎用ICを使うように設計変更された新型のDS-1です。ACアダプターの入力コネクターが基板に直接取りつけられたタイプです。
    • これら2種類は、表面的には区別されることなくDS-1として販売されてきたものですが、機能や外観でなく音の装置として見ると意外に大きな違いがあります。例えば、ICの用途や特性がそもそも違うことから、元祖型DS-1のほうがDISTを最大にした際の歪み量は多くなり濃厚なサウンドを持っています。
  • 古典的かつ典型的なハードクリッピング回路が採用されており、フルレンジで音をこなごなに歪ませる動作によって、歪んだ音の高次の倍音成分が豊富な点が最大の特徴です。
    • 単体で歪みを得るペダルと考えるよりも、(すでに歪みはじめている)アンプに対して倍音を増強した音を送り込む特殊ブースター(エキサイター)と考えた使い方に大きな利点があり、伝説のギタリスト達の名演奏で聴かれるDS-1の役割であったと感じます。
    • 市販の状態では、新しいものほど耳の痛くなる性質の音を持ち、とりわけTONEを12時以降に設定すると過度の高音偏重(中低音域の削減も伴う)になるため使いにくいと言われます。
  • ごく初期に生産された元祖DS-1と現行品のDS-1を比べると、基本的な音の特徴はたしかに類似していますが、古いもののほうには心地良い歪み感があり、音の温かさや重心の低さを感じます。

モディファイの特徴

  • 基本である調整、RE-J 『良い音への修理』音抜けチューンにより、エフェクトON/OFFいずれにおいても音の芯が太く音楽的で鮮明な音を与えてあります。
  • DS-1の持ち味を最大限維持しながら、市販の状態で感じる音の細さ、耳の痛さ、歪みの暴れ・分離の悪さなどの解消がなされています。
  • DS-1独自の激しい歪み音をやわらげるとともに、音の透明度が増す方向性の調整がなされており、同時にTONEを12時以降に設定した際の過度の高音偏重(中低音域の削減)を緩和してあります。

DS-1/Pro

  • DS-1/Proは現行世代、台湾製の設計変更型DS-1用のモディファイです。元祖型DS-1に比べてきつめの音を持つ場合が多いため、ペダル毎に補正を行います。DISTを絞っても主張のある音が得られるよう工夫してあります。

DS-1/Super

  • DS-1/Superは日本製(一部台湾製)の元祖型DS-1用のモディファイです。そもそも本来のDS-1らしさを持つ個体なので、調整は最低限のものとなります。古典的なロックサウンドをイメージさせます。

http://www.jrc4558d.com/DS-1.jpg


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Last Updated: 2009-03-24 (火) 18:01:44 (3189d)