Modified by RE-J Project. BD-2/Pro+ and MINI-AMP from 大風/Pro+ on TATAMI
『どこでもアンプ』のコンセプトは、いつでも(時間を問わず)、どこでも(AC電源のある場所ならどんな場所でも、ただし漏電の危険があるお風呂場などを除く!)、音と戯れ、心から『弾くこと』を楽しめる環境(移動できる自由)を実現することです。 バンド演奏には使えなくとも、この小さなアンプで得られる音が RE-J Project のモディファイ作品と同様な「延々と引き続けていたくなる音」を兼ね備えていたとしたら、きっと数分後にはこのアンプに背を向け、「ステージに立っているかのような気分」を満喫しながら、心の趣くままギターを弾き始める自分自身の姿を想像していただけることでしょう。
10Wの小型アンプですが、クローズドエンクロージャー自体の構造的な鳴りがあることによって、同様なサイズの既製品と比べて『大きな』イメージの音が引き出せ、音に不快な割れがさほど生じず、少なくとも最近の市販品の大半にある重心が高くて耳に痛い音ではありません。 結果、そのサイズからは信じられないほどの『大きな音』(大音量ではなく、音のイメージと存在感の大きな音という意味です。)が得られます。
コントロールは、Volume, BASS, TREBLE, DRIVEオン・オフスイッチです。 DRIVEオフではクリーンで素直な音、丸みのある中低音域と、明瞭でいて耳障りでない高音域を伴った音が得られ、BD-2/SuperやTS-9/808/Silverなどのモディファイ作品の自然なドライブ音を存分に楽しめます。 もちろん、クリーンサウンドにアナログコーラスやアナログディレイなどを加えれば、豊かで心地良い空間的広がりが生まれます。 種々の条件さえ合えば、2台並べてステレオにすることをお勧めしたいほどです。(私は、試しにBD-2/Pro+にVintage BOSS DC-2のステレオコーラスを加えてみたところ、思わずにんまり笑いながら BOSTON のギターリフを繰り出してしまいました。)
DRIVEオンでは、いわゆるアンプをフルアップして得られるような自然なドライブ感の音が得られますが、歪みの量や音の割れ・圧縮感は比較的少なく、King of Toneにおいて実現されたのと同様な『オープンな鳴り』、空気感のあるドライブ音だと言えます。 おそらくみなさんの想像を少しだけ超え、単体でもあなどれない迫力のある音を奏でます。 モディファイ作品によるブーストを加えれば、このサイズからは想像もつかないほどの迫力のある音が得られることでしょう。思わぬ大音量になりますのでご注意いただくことになります。
DRIVEオン・オフいずれの場合でも、そこそこの音量をだすことが許容できれば、Volumeを思い切り上げてみてください。 『どこでもアンプ』の存在意義とその真価を充分体感していただけると思います。(ただし、さすがにフルアップでの連続使用に関する耐久性は未知数です.....) そして、アナログペダルとの組み合わせ、とりわけワウやFuzzのような操れる古典的ペダルとの組み合わせに関しては、私が自信を持ってお勧めできる仕上がりだと言えます。
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注意:これは、入手待ちリストへの単なる登録であって、正式なオーダーではありません。 正式なオーダーは本体が準備できた後に、私からお送りしますメール連絡に添って行っていただくこととし、正式オーダーの際に、その他の情報を相互に連絡する流れとなります。
提供価格のほうですが、最終的には良い取替用スピーカーが見つかるかどうかに依存していますが、基本中の基本の仕様では$150前後になるのではないかと予測しています。スピーカーのアップグレードはオプション扱いにするかもしれません。
参考として、耐久性テストを目的として Marshall 真空管30W コンボアンプに搭載された10インチスピーカー2発(オープンバックキャビネット入り)を鳴らした音源を公開します。『どこでもアンプ』はDRIVEオン・ボリュームフルアップ状態です。